☆入水
これが一般の方にも一番解りやすいポイントだと思います。水面に対して体が
垂直に近い角度で入水できれば成功です。その時に水しぶきを上げないで入る
事をノースプラッシュといい、高得点が期待できます。
飛込競技の採点において入水は半分以上の割合を占めるといっていいほど重要
です。どれだけ素晴らしい踏み切りをし、きれいなフォームで飛び込んだとして
も入水で失敗してしまえば高得点はでません。
いかにこの入水の成功確率を高められるかが試合での勝敗を大きく左右するポ
イントとなります。
☆空中フォーム
選手は空中で決められたフォームをとり、宙返りや捻りを加えながら演技を行います。
いかに見た目に美しいフォームをとれるかがポイントです。
・各フォームの特徴を簡単に説明します。
A 伸 型 体がまっすぐに伸びた状態のフォームです。体はそりすぎたり丸まったり
してはいけません。
宙返りにはあまり適してはいません。
B 蝦 型 体をくの字に曲げ2つ折になるフォームです。この時膝が曲がっていると
減点の対象になります。
最も体の柔軟性が必要とされるフォームです。
C 抱 形 体を丸め膝を抱えた、体操座りのようなフォームです。なるべく小さくフォーム
をとるのが理想的です。
最も宙返りに適したフォームです。
D 自由形 捻り種目では自由形というものがあります。捻りを終えた時に上記のいずれ
かのフォームをとってから入水を行います。
試合では7人の審判が演技の完成度にあわせ0点〜10点までの得点を0,5点
刻みで採点していきます。
そこで、出た得点に技の難易率をかけたものが得点となります。
《採点方法について》
《採点のポイント》
次の3つが飛込競技の主な採点のポイントです。
☆踏み切り
ジャンプの高さ、踏み切った後の台との距離などがポイントになります。
距離は近すぎてもダメ、遠すぎてもいけません。目安は20〜30cmくらいでしょうか。
ジャンプは高ければ高いほどいいです。とくに飛板飛込ではここが重要なポイントです。